第1回経ヶ岳バーティカルリミットに参加しました。
スタート地点の大芝高原は標高800m、折り返し山頂2296mの標高差1500m。
距離は21km累積標高は1650mになります。
スタートが10:30とゆっくりなのはありがたいです。
受付を済ませて(参加賞のTシャツ良いです
)、
スタート地点から一歩さがると目指す経ヶ岳山頂が見えます。
4年前の富士登山競走を思えば、近くに見えますね
。
(3年過ぎたので、山頂コース参加資格がなくなりました・・・)

駐車場に戻って準備・・・、
今回は1L以上の水分を持つことになっています。
ハイドレーションに500mlの水、ボトルに電解質タブレットのTOP SPEEDを。
娘たちの手作りお守りをウルトラスパイアのオメガにつけて・・・。

さて、競技説明を聞いてスタートです。
ロング男子の参加者は520人(エントリーは600人以上でした)。

スタートから約4kmは苦手な舗装路の登り、経ヶ岳に向かって走ります。
登山口の渋滞を避けるには無理してでも少し前へ出たいところです。

さて、エイドステーションを過ぎて、登山道へ突入。
なんとか渋滞は回避しました。
ここからはひたすらつづら折れの急登!がまん、がまん!
だまって、黙々と歩きます。

新緑の登山道、気持ちいいです。でもキツイ!
私の周りの人たちは誰も休みません。
みんなすごいなー・・・と思っていたら、後ろの人と少しおしゃべりに・・・。
私と同じ愛知県から参加で、翌日は『SDA王滝』に参加するといいます。
「おーすごいっすねー。僕も100km参加してましたよ。最近は42kmですけど。
トレランの翌日は疲れ残りますよねー。大丈夫?」というと、
『そうですね、だから今回は20kmにしました。一輪車ですけど・・・』
「え・・・?そーいえば見覚えが・・・」
王滝の林道のようなガレ場を一輪車で・・・強者がいたものです。
しかも仲間がいるらしい・・・すごい!
そうこうしているうちに山頂へ。約2時間30分!
このときすでに数人ゴールしていたことは後で知ります。
山頂でスタンプを押してもらい、記念撮影!

実はこの時、脚が攣っていて、まっすぐ立っているのがつらい。
しかも足の指先が丸まってしまい、伸びない・・・。
こんなことは初めてでした。
ここで、大失敗に気がつきました。
水がほとんどない・・・
。
このコース、登山道約12kmの区間はエイドステーションがないのです。
そういえば今朝起きてから、コーヒーしか飲んでないし・・・。
大好きな下りが始まるのに、脚が棒状態・・・。
もうむりやり下山開始!
山頂部分を除いて、登りと下りはコースが違います。
一般の登山者は下りのコースを使う人がほとんどだと言います。
なるほど、8合目あたりでは前方に中央アルプス、
スタート地点の向こうに南アルプスが見えます。
一番のビューポイント!
でも脚が痛くて、写真を撮るのが苦痛です。
残雪の中央アルプス
なんとか右へ左へ傾斜のついた登山道を終え、エイドステーションで給水。
ここから最後の舗装路4kmですが、途中脚が攣って何度も歩いてしまいました。
完全に給水のミスです。
なんとか4時間を切りたいと時計とにらめっこしながらゴール!

ちょっとなめてましたね、無茶苦茶疲れました。
レースが終わって4日目、ようやく筋肉痛が治まってきました。
『経ヶ岳バーティカルリミット』登って下る、単純さがいいです。
距離も21kmは、がんばればいけそうな感じで・・・。
絶対来年も出ることになるかと思います。
ただ、このコースは右に左に傾斜が付いているので、
天候が悪いとものすごく難儀するかと思います。
本当に滑落注意になりそうですね
。
ところで会場の大芝高原には野球場、プール、宿泊施設、キャンプ場、
日帰り温泉等の施設も有ります。
夏は家族連れにもってこいのいいところです。
美味しそうな手作りパンやジェラートのお店も。
来年はジェラートを楽しむ余裕を持ってゴールしたいですね~。
スタッフの皆さんのがんばってる感もとっても良かったです。
ではまた来年~
。
さて、次回は6月14日『奥飛騨トレイルラン』
距離は32km、累積標高1600mになりま~す。